第121回 日本産科麻酔学会学術集会 会長ご挨拶

 日本産科麻酔学会は,設立当初から産婦人科医と麻酔科医の意見交換の場として重要な役割を果たしてきました。
近年,わが国においても産科麻酔の重要性は大きく認識されるようになりましたが,それでも,産科麻酔に精通している麻酔指導医や専門医は少なく,産科麻酔の考え方を麻酔科医に広めることは現在でも本学会の大きな目的です。
さらにわが国の帝王切開の麻酔管理や無痛分娩の多くは産婦人科医によって行われており,産婦人科医にとっても産科麻酔の基礎や最新の知見を学ぶ場として本学会は貴重な場と言えます。このような点に鑑み,今回の学術集会では,帝王切開と無痛分娩の麻酔管理について基礎と応用編にプログラムを分け,麻酔科医だけでなく産婦人科医にとっても日常診療に役立つ情報を提供することを目的にします。ご参加をお待ちしております。


第121回 日本産科麻酔学会学術集会
会長 上山 博史
独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院 麻酔科